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井村 理子 いむらみちこ

東京生まれ。4歳よりピアノを始める。国立音楽大学附属音楽高等学校を経て、同大学ピアノ専攻を首席で卒業、併せて武岡賞受賞。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程ピアノ専攻修了、J.S.バッハ<ゴルトベルク変奏曲>の演奏で音楽修士号取得。同大学院在学中、同大学院音楽研究科ティーチングアシスタント(歌曲伴奏)を務める。国際ロータリー財団国際親善奨学生としてベルリン芸術大学へ留学、クラウス・ヘルヴィッヒ氏に師事。ベルリン芸術大学卒業試験にてシューベルトの演奏で最高点を取得、最優秀の成績で卒業、引き続き同大学大学院へ進み、ドイツ国家演奏家資格を取得。

これまでに国立音楽大学国内外研修奨学金、同大学2年次・3年次に最優秀にて岡田九郎記念奨学金、国際ロータリー財団国際親善奨学金、アンドレアス財団奨学金を取得。

ピアノを山岡秀子、内川裕子、御木本澄子、近藤伸子、角野裕、ガブリエル・タッキーノ、クラウス・ヘルヴィッヒの各氏に、ドイツ歌曲伴奏をコンラート・リヒター氏に、室内楽をグレゴール・ジーグル(Artemis Quartett)の各氏に師事。

 

ザルツブルク夏季国際アカデミー、クールシュヴェル夏季国際アカデミー、ロシアン・ピアノスクール in 東京に参加、各選抜演奏会に出演。マスタークラス等で、ドミトリー・バシキロフ、ダン・タイ・ソン、ナターリャ・トゥルーリ、ヴィロム・ブロンズ、セルゲイ・ドレンスキー、アルヌルフ・フォン・アルニム、パスカル・ドゥヴァイヨン、パーヴェル・ネルセシアン、高良芳枝、ヨンヒ・ムーン、オリヴィエ・ギャルドン、エリック・ハイドシェック、ウラジーミル・トロップなど各氏の指導を受ける。

国内外の多くのコンクールに入賞を果たし、第17回日本ピアノ教育連盟ピアノオーディション、第11回日本モーツァルト音楽コンクール、第14回彩の国埼玉ピアノコンクール、第17回やちよ音楽コンクール、第2回東京音楽コンクールで入選、入賞。アルトゥール・シュナーベル国際コンクールで最高位第2位、J.S.バッハ国際コンクール(ライプツィヒ)にてディプロマ賞、第20回コンセール・マロニエ21第1位受賞。

 

第76回読売新人演奏会出演。東京文化会館の企画により東京都庭園美術館にてソロコンサートを、2012年にはオーストリア大使館オーストリア文化フォーラムより支援を受け、オーストリア人ピアニストと共に東京と北海道ニセコ町にてコンサートを行う。ヨーロッパでは、ブゾーニ国際コンクール(イタリア)に出場した際、審査員であったマリアン・リビツキー氏の推薦によりAnimato協会の招待を受けサル・コルトー(フランス・パリ)で演奏。これをきっかけとして、フランス、ドイツ、スペイン、オーストリア、イタリアでリサイタルやコンサートに出演。ベルリンではベルリン・フランス大聖堂、在ドイツ日本大使館、ベルリン日独センターでソロや室内楽を演奏、スタインウェイ賞リサイタルシリーズに選出され、スタインウェイハウス・ベルリンにてリサイタルを行う。2015年度文化庁/日本演奏連盟主催《新進演奏家育成プロジェクト リサイタル・シリーズ》の出演者に選抜され、東京文化会館にてリサイタル開催。

 

2015年に帰国し、ソロのみならず室内楽、ドイツリートやデュオ、ピアノトリオに意欲的に取り組むと同時に、アウトリーチ活動や、舞踊や音楽劇への参加(ドイツではベルリンを拠点に活躍している音楽劇グループ Nico and the Navigators に参加)等、幅広く活動している。日本演奏連盟会員。

 

 

 

 

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